じゆうちょう

大切にしたいから、忘れないために書いてます。普通なことから小難しい話題まで。雑多です。

開き直り=棘付きの楯、のようなもの。

先日書いた記事のタイトルが、なぜか何も書いてない状態になってました。タイトルはいつも内容を全て書いた後、一番最後に決めてるのでもしかしたら忘れてたのかも。

 
なんかタイトルの無い変な記事があるな、なんて思われてたんでしょうか。恥ずかしい……。以後気をつけます。
 
そしてその記事の画像の件ですが、やっぱり画質上げたお陰か問題は無さそうですね。良かった良かった。これからはスマホのスクショで撮って貼って行こうと思います。
 
で、今日もグラブルの話でも……と思ったんですが、昨日、いや日付変わってるのでもう一昨日ですね。久しぶりに実家に帰ってきて、親の元気そうな顔を見られて何よりではあったんですが、なんというか、心身共に疲れ果ててしまいまして……。
 
ボク、自分の親に対してものすごく緊張してしまうので、ずっと気を張ってたんですかね。十分に寝たはずなのに翌朝、目の回りにえげつないクマが出来てました。
 
なので、今日は親と久々に話して思ったことでも書こうと思います。まあ半分愚痴のようなものなので、苦手な方はスルーでお願いします。
 
 
ボクの母親は、昔から体がそんなに強いほうではなく、肩こり・腰痛持ちに加え、胃も弱いし低血圧だし風邪もひきやすいしで、体が元気なときが無いってくらい毎日どこかしら不調でした。
 
比べて父親は昔からタフな人で、風邪も滅多にひかないし、毎日ハードな仕事をこなし、その上毎日のようにお酒を飲んで帰ってきてもピンピンしている人です。
 
まあそんな父も糖尿病になって医者にかかるようになってからは、少し体も弱くなってきたようなのですが。年齢的なものもあるでしょうけどね。
 
そしてボクはというと、昔体がものすごく弱かったんです。季節の変わり目には毎回風邪ひいてましたし、ハウスダストや花粉症に敏感なアレルギー体質。
 
加えて気管支喘息もあったので、一時期学校をずっと休んでいて、点滴しに大きな病院に通っていた時期もありました。
 
このときは完全に父親の体質ではなく母親の体質がボクに遺伝したのだとばっかり思ってたんです。……が。
 
22・3歳の頃から一人暮らしを始めて、自分の身の回りの事は全て自分でやらなければならなくなり、稼ぎもそんなに無いので、生活水準が実家にいるときよりも大きく下がったんですね。
 
風邪なんかひいたって、金が無いから行けない。フラフラでもお粥さんなんて気の利いたものは作れません。ひたすら、お茶飲んで買い置きのパンちょっと食べて寝るだけ。
 
掃除だってまともにできやしない。今までは専業主婦の母親がずっとやってくれてましたから、何とか清潔さは保っていられましたが、仕事しながら家事をする、なんてことは、結婚して同居人が1人増えた今でもなかなか難しいものです。
 
たぶん、実家にいた頃よりも清潔さは無いだろうし、食事だって1日1食な上に栄養よりも量ですし、色々と不摂生な生活を送っていました。今でもそこは変わってません。
 
ただ、ひとつだけ大きく変わったことがあるんです。
 
こんなに病弱だったボクがですよ?
季節の変わり目には必ずと言っていいほど不調になってたボクがですよ?
 

全く風邪をひかなくなったんです。

 
気づいたら最後に風邪をひいたのは、当時でもう5年くらい前のことで、確か新型インフルが流行った頃に久々に高熱が出て、これはもしや新型なのでは?と病院に行ったら全然違ったっていう。紛らわしいわッ!
 
それからも風邪はひいてますよ。でもほんと、何年に1回程度です。いや、熱が出ない軽いのはもしかしたらひいてるかもしれませんが、まず気づかないです。
 
くしゃみが出るくらい、鼻水が少しズルズルいうくらい、体が少しダルくなるくらい、何てことないんです。
 
だってボクの職種が3K揃った仕事ですから、ハウスダストなんて気にしてられないし、野外の現場もあるから時期によっては花粉も被りまくりですし。
 
体力も存分に使うし、日勤・夜勤ごちゃごちゃだから体のダルさなんて毎日のことなので、なんかもう風邪なのか疲れなのか分からんのですよ。
 
さすがに咳が出だしたら高い確率で喘息になるので、そんなとき早めのパブ○ン飲みますが、それだけ。
 
病院なんて金がもったいない。自力で治せるものは自力で治す。一昨年、何十年ぶりかにインフルにかかりましたが、それも3・4日で治りました。
 
もう完全に、実家にいた頃と比べて"体質が変わった"んですよ。明らかにタフな体に変わったんです。父親寄りのタフな体に。
 
それでボクは考えたわけです。ボクの体が弱かった原因。
 
・家がものすごく清潔だった。
・体調を崩すとすぐ病院に行く(行かされる)クセがついていた。
・親(母親)が清潔さや健康面に対してとてもうるさい人だった。
 
別に母親が悪いってわけじゃないんです。子供のためを思ってしてくれてたことは十分に分かっています。
 
特に小さい頃は大人と比べて免疫力が低いので、少しでもしんどい思いをさせないようにと一生懸命になると思います。
 
でもね、言い方は悪いですが……裕福ではないお家の子供はやはり病院に行く回数は、裕福なお家の子よりも少ないと思うんです。
 
じゃあ、その子供達が不健康か?と言えばそんなことは無いですよね。
 
中には余裕が無くても子供のためなら、と生活費を割いて何かあれば病院に連れて行く親御さんもいると思います。
 
ただボクが言いたいのは、体の不調が分かった際に、その不調の度合いの見極め。
 
更に家で苦しい思いをしながら治るのを待つか、病院に行って楽になるかを天秤にかけて、そこで行動に出るか出ないかの問題だと思います。
 
ちなみにボクの相方さんのお家は、裕福なほうではなかったようなので、やはり病院に行く回数は少なく、風邪をひいたくらいでは「唾つけときゃ治る!」と言われて育った人です。
 
そのお陰もあってか、やっぱりタフなんですよね。風邪なんて全然ひかないし、インフルなんて40ウン年生きてきて、一昨年ので初めてひいたらしいですよ。
 
初めて経験したもんだから、死ぬかと思ったなんて言ってて。そんな大袈裟な……と苦笑いしましたが、初めてのことだから相当怖かったんでしょうね。
 
でも驚くことに相方さん、インフル1日で治しちゃったんですよ。免疫力パない。まあボクに移したからかもしれませんが……。
 
 
病院が悪だとは思ってませんし、病院に行くことが悪いことだとは思いません。
 
でも、人間には"自然治癒能力"というものがあって、放っておいても自分で治すことができる能力を誰しも体に持ち合わせているんですよ。これは根性論でも何でもありません。人間の体の仕組みです。
 
回復力は個人差があったり、元々の免疫力(白血球)の量や強さ・弱さはあるとは思いますが、免疫は自分で作れます。というか、勝手に作られます。その自然治癒能力に頼らず、すぐに治す方法が病院の薬なんです。
 
仕事を休めなかったり、子供や家族がいて数日も寝込むことができない……なんて人もいると思います。
 
実際、ボクだってインフルになったときはちょうど正月休みだったから良かったものの、普通の日だったらハァハァ言いながら仕事行ってたと思います。
 
ただ、大人はもう時既に遅し、です。強い体を作るには時間が沢山ある子供の頃にしておくことが大切なんじゃないかと。
 
子供の頃から病院に行くクセをつけられていると、子供の自然治癒能力は低下していってしまうんじゃないかと思って。
 
普段から気をつけてる(気をつけさせてる)のによく風邪をひいちゃう、とか、病院巡りが絶えない、なんて人、きっといると思います。実際ボクがそうでしたし。まあ、これはあくまでボクの持論ですよ。
 
それをポソッと親に言ったら「タフな人はみんなそう言うのよ。体が弱い人の気持ちなんて分かってくれない」なんて言うんです。
 
いや、分かるから!ボクの体が弱かったのオカンが一番よく知ってるやろ!?と。
 
そしたら「アンタは若いからよ。アタシだってアンタくらいの年のときはアンタやお兄ちゃんの世話で忙しくて、体力もあってタフだったし、風邪知らずだった。30代後半くらいからよ、色々ガタが出始めたのは」と。
 
30代後半っつったら、ボクら兄弟が小学校上がった頃くらいです。ちょうど、やっと手を離れて親が自分の時間を作れるようになった頃です。
 
時間ができる→病院行ける。
 
だからそこで病院行ったからなのではないの?と、言ったんですが聞く耳持たず。母親も小さい頃から体が弱く、体調が崩れたらすぐ病院に行っていたらしいのです。
 
もうクセついちゃってんじゃん!と。
 
まあボクの母親も今となっちゃあいい年ですしね、さすがに病院に行くなとは言いませんよ。
 
でも、最近とかCM見てると、一見キレイそうな布巾でも、拭くと食卓テーブルにバイ菌がめっちゃついてるっての、やってるじゃないですか。
 
あんなん見たら、誰だってヒャー!てなりますよ。今まであんな汚い机でご飯食べてたのー!?って。
 
でも、今までそれで自分は育ってきてるでしょ?と。だって、今までそのシュッシュするやつ無かったんだから。それで何とも無かったんでしょ?と。それとも布巾についたバイ菌で食中毒でも起こした人でもいるの?と。
 
現代は色んな物がありますから、今の巷の家の中なんて、その布巾にシュッシュするやつとか、加湿器や除湿器、空気清浄機なんかもあったりするんでしょうかね。マイナスイオンとか出るやつ。PM2.5とか黄砂とかも取り除いたりできるんでしょ?よく知らないけど。
 
なんせ、すごい万能なんでしょ?よく知らないけど。
 
清潔なのは悪いことではないです。でも清潔過ぎるのは良くないんじゃないかな?と思うんです。免疫力がつかないから。
 
そんなキレイなお家で育ったら、ちょっと外出ただけでウッ……ってなってパタッて倒れちゃいそうです。そりゃ、マスクだって必需品になるわ。
 
田舎で育った人が都会に上京してきて「都会は空気悪い」って言うのと似てます。そりゃあんな自然豊かな環境で育ってたら、都会の排気ガスまみれの空気なんて毒同然でしょうね。
 
でも都会でずっと暮らしてる人からすれば、それが普通で、空気の美味さ不味さなんて気にしないでしょう。
 
だからって、排気ガスまみれの空気が良いというわけではないですよ。体を汚いものに"慣れさせる"ことも必要なのではないか、と思ってるわけです。
 
それだけ体は強くなろうとしますから。慣れようとしますから。限界はあるでしょうけど、強くなろうとする体に対して、薬を頼るほうを選ぶのは何だかなあと思うんです。
 
部下が自分の力や考えで仕事ができるようになるためには、やはり慣れと経験が必要です。それで練習する時間も与えず、目先のことばかり考えていつまで経っても自分1人で全部やってしまう上司、いますよね。
 
それと一緒だと思います。
 
それじゃあ部下が育たない。
 
やっぱり慣れさせる時間、経験させる機会が必要です。次に繋げるための布石です。
 
体も一緒です。
 
そりゃ、人それぞれ能力の差はありますよ。
 
体も一緒です。みんながみんなタフな人にはなれない。でも、強くなろうとすることはできる。
 
要は気持ちの問題なんですよね。
 
自分の限界を知るのは良いことですし、自分を大事にする気持ちも大切です。
 
でも「私は体弱いから」と開き直られては、やはり周りはその事実を受け入れたくても受け入れたくない気持ちが出てしまいます。
 
それでも頑張るよ、できるだけやってみるよ、そういう前向きさがどこか感じ取れない気がして。
 
実際、本当に本人が頑張っていたとしてもですよ。素直に受け入れにくいです、やっぱり。そういう態度で来られると、我が身が大切なんだな、って思ってしまうので。
 
まあ、そんなことを母親に言えば「器が小さい」だの「弱い人の気持ちが分からない」だの言われるので言いませんでしたが。
 
でもまあ、それだけ体が弱いことに対して過敏になるってことは、昔から散々周りに言われたんだと思うんですよね。なんせ、父親の身内はみんな頑丈な人ばかりですからね……体の弱い嫁ってよく虐められたりするじゃないですか。たぶん、ひねくれてしまったんだと思います。
 
 
ああ、なんかすごく長くなってしまった気がする……。
 
久しぶりに帰ったのに親は昔と変わらずで「私が正しい。私が常識。私がルール」色がほんと強くて。我が家の女帝ですよ、うちの母親は。体は弱いのに、気は強くてすごい頑固で……まあ、性格と体の強度は比例しませんかね。よく知らないけど。
 
 
長ったらしくて申し訳ないです。でも、体の弱い人を責めてるわけじゃないってことだけは理解して頂きたい。考え方のほうが問題だと言ってるだけですので。
 
それでは今日はこの辺で。
 
 
 
 
おわり。

ほんと久々にグラブル話。

ほんと、毎日寒いですね。1月の後半辺りで大寒波がやってくるとあちらこちらで大騒ぎだった西日本ですが、結局日本海側しか雪降りませんでしたね。

 
大阪は最低で‐2℃まで下がったのにチラつきもしませんでした。寒いのは大のニガテですが雪だけは大好きなボクです。残念無念。
 
 
さて、久々にグラブルの話でもしたいと思ってるんですが、いかんせん自分のPCが無いので画像が用意できないなあ……なんて思ってましたら、そういえばスマホがあるな、と思い出しまして。
 
スマホでスクショ撮って画像編集すれば何てことないじゃないか、と。更に言えば、グラブルって元々スマホアプリでしたしね。忘れてました、ハハッ。
 
ただ問題は解像度だよなあ……とか思ってたんですが、設定で高画質にできるんですよね、確か。
 
ボクのスマホはもう電池に寿命がきてるのか、80%あっても余裕でシャットダウンするので、普段は低画質なのです。低画質なんてもうほんとザ・携帯ゲーって感じですよ。ヤル気全然起きない。
 
なので、充電器挿しっぱにして一時的に高画質モードにしてスクショしてみます。
 
今回は今現在やってるイベント『カイオラ』について話すついでにテストとして画像を貼っ付けていきますね。
 

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ちゃんとキレイに撮れてるでしょうか。
今回のイベントの主役、ソリッズさんです。
ウーン、煌めく股間が眩しい。
 
今回は個人的にも久々のイベント参戦ということで、ガッツリではなくリハビリ程度しかやってないのですが、今回はカニなんですね。
 
マグロ、カツオときて今度はカニ。しかも松葉ガニ(本編ではマツヴァガニでしたが)って呼び方が何やら山陰臭を感じます。有名なのはズワイガニのほうですもんね。
 
で、やっぱカニってことで、若干硬いような気がします。気のせいでしょうかね?ボクの光パーティが弱いだけかもですが、ストーリー中の1回目のマルチバトルの敵、ギリギリで汁使わなきゃムリでした。
 
個人レベルは64。武器は古戦場で貰える三寅斧の2凸。運の問題も多少あるとは思いますが……まあ最近サボってたしね。シャーナイ。
 
今のところはまだカニさん貰えてないんですが、ボクの召喚石のメイン、ケルベロスなんですね。だから今回はちょっと頑張りたいです。
 
ケルベロスの討伐戦も以前やってくれてますが、これまた光パーティが微妙な強さなのかアイテムがなかなか貯まらなくてですね……貯めては見送るばかりで限凸まで達してません。情けなや。
 
せめて討伐戦でエクストラを1人で倒せるくらいになればまた楽しいんでしょうね。それくらい強くなるには、どのくらいのレベルに到達すれば良いんでしょうね?
 
今で、敵にもよりますが、大体エクストラで汁2・3つほど使わなきゃ勝てないので……やっぱりレベル100くらいは必要なんでしょうかね。
 
 
去年の夏辺りから地味にリアルが忙しく、時間がなくてヤル気が削がれてたグラブルですが、相方さんが自分のをやるついでとか、変わりにやってくれたりしていて、気づけばボクのグラブルが充実してたんですよね。
 
先日のスレイヤーズのイベントも、リナとナーガを貰ってくれてたりして。三寅斧も実は相方さんが頑張ってくれて「ガチャできるよ」とガチャだけやらせてくれたときに2凸分ゲットできたんですよ。
 
ありがたや、ありがたや。
この相方さんの努力は何としても無駄にしたくないですね。
 
そんな優しい相方さんは最近、ハーヴィンのリルルちゃんが猛烈に欲しくて、リルルちゃんの確率がアップしてるときに
 
「今から引きます(キリッ ……リルルちゃぁんッ!!」
 
と宝晶石10連を回して見事、アギエルバさんをゲットした猛者です。
やったね!相方さん!
 
 
さて、このくらいでしょうか。何の身にもならない話でしたけども、まあこのブログは前からこんな感じでしたね。
 
これで画像が問題なければ更新してない間のイベントのことや年末年始でフィーバーしたガチャの成果なんかを、画像と共に振り返りたいと思います。
 
振り返ると言ってももう半年も前のことなんて、正直覚えてないのですけども……頑張って思い出します。
 
それでは、また。
 
 
 
 
おわり。

Twitterにやめるも何も無いんだけど。

何だか今期の冬はそんなに寒くないなー、比較的過ごしやすいなー、なんて思ってたらここ数日すごい寒いじゃないですか。何なんですかこれ。

地球温暖化のせい?そんなことはどうだっていい。いや、良くないけども。

コタツから出ても手足が冷たくならない、防寒具で丸々とした醜い姿で外へ出なくても寒くない冬がほしいだけのボクです。どうもこんばんは。

 

ボクは今Twitterをやっていて、今見てみましたら始めてから6年も経っていたわけなんですけども、そんな長い間やっていたTwitterを今年の3月でやめることにしました。

そもそも何で始めたんだっけか。知り合いの人に誘われたんだったかな。最初はやり方が分からなくてほぼ2年くらいは放置気味だったんですが、リアルの友人や自分の興味あるジャンル関連で知り合った方たちにフォローされ、ネット上で絡んでいくうちに徐々にやり方が分かってきたんですね。

ですがボクのツイート、6年もやってきたにもかかわらず1万すら満たしてない。ほとんど眺めるだけだったんですよね。そうなんです、6年もやっていて未だに楽しみ方が分かってなかったんです。

でもね、最近漸く分かったんですよ。

ボクのフォロワーさんが以前こうツイートしてました。

Twitterの楽しいところは、自分が構ってほしいときに程よく構ってくれるフォロワーさんがいることだと思う」と。

なるほど!と。それで気づいたんです。Twitterはボクには向いていないんだ、と。

 

ボクはTwitterを"文字数の少ないブログ"のようなものだと思ってたんです。自分が思ったことや好きなもの、少し腑に落ちないことなどを140文字内に収めるものだと。

いわば自分の世界ですよ。自分の世界観の集約が自分のツイートで、それに誰が賛同しようがしまいが関係ない。そういうのは二の次です。そりゃ、共感してくれると嬉しい気持ちはありますが、それよりも自分の世界観の構築がメインだと思ってました。

自分の好きなものや興味のあるものの情報を知り、集めて楽しむ。それがあるからこそ、そこからコミュニケーションが生まれるのだと。

楽しみ方は人それぞれ、人の数だけありますから一概に「これが正しい」「これは間違い」ということはないでしょうけど、基本的にTwitterをしてる方って「構ってもらえてナンボ、評価されてナンボ」というところ、ありませんか?

今までそれを楽しいとボク自身が思ったことがないので、ああ、ブログとは全然違うものなんだ、楽しみ方が合わないんだ、と6年目の今漸く気づけたわけです。

他にも色々、リアルが忙しいなど理由があるんですが、ここでも思うことはやっぱり自分は"他の人とはどこか違うんだ"ということ。別に違うからと言って、決して"特別"というほうの良い意味ではなく、もちろん悪い意味でです。

これで良いとは微塵も思ってません。

より普通に近づけるよう自己改革が必要です。

 

これに関してはまた別の話なのでまた別の機会にでも書きますが、ボク自身『人間味の無い人間』だということが最近分かったんです。それが"他の人とどこか違う"点であり、ボク自身の最大の難点だと思っています。

これがあるから普通のことも楽しめないし、人の気持ちも理解しにくい。

でも、それをどうすべきか、ボク自身もまだ分からなくて、しかもすぐに解決できる問題でもないので、Twitterもとりあえず遠のく形を取ったんです。

誘ってくれた方には申し訳ないことをしてしまうのですが、ボク自身の問題が解決できればまた戻れるかもしれないですしね。今はただ、再び自分と向き合う時期が来たのだと思っています。

 

ただTwitter辞めるだけで、何だか壮大になってしまいましたが、少なからずボクにとっては大きな問題なので、適当に流してしまって良いです。「勝手にやめとけよ」くらいの感じで。

では今日はこの辺で。

 

 

 

おわり。

新年の挨拶とその他諸々。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

もう正月気分なんてどこへやら、いつの間にかいつも通りの日常に戻ってしまいましたね。世間は大体4日から仕事始めだったんでしょうか。

ちなみにボクの仕事始めは2日でした。と言っても気持ち的には仕事納めって感じでしたが。こんな中途半p(ry……いえ、仕事があるのは有難いことなんですが、毎年2日に決まった現場が入っているので、そこへ行ってからが本当の正月休みという感じです。

 

てことで3日の夜勤明けから今日まで休みだったわけですが、巷ではどういう過ごし方をしたんでしょうかね。ボクのところは共働きで、しかも同じ職場で働いてますので、当然仕事納めも一緒。

12月は29日まで仕事だったので、30日に急いで大掃除をし、2日まで引きこもるために買い出しに行き一応、大晦日と元日を無事堪能できました。初詣なんかは行きたいんですけどねー……我が家の近くだと住吉大社になるんですよね。

あそこめちゃめちゃ混むじゃないですか。酔っちゃう酔っちゃう。

それに一番行きやすい2日が仕事ですし、正直「ま、いっか」ってなりがち……いえ、なっちゃうんですよね。今のところに引っ越してから一度も行ったことがないので、いつかは行きたいです。

 

そして正月と言えばやっぱ食べ物ですよね。我が家は相方さんが食べたいからとカニやら肉やらを頼むので、正月は大体カニ鍋です。でも今年の肉は筋張っててちょっと硬かった……ので、普通に焼肉にして食べました。

カニはロシアかどっかで取れたカニ。たぶんタラバだとは思うんですが、超デカかったです。ハサミがね、手のひらくらいの大きさだったんです。本当にアイツはカニだったのか?(半分しかなかったので)もしかしたらキングラーだったのかもしれません。

肉も一応黒毛だったんですけど、あれ何であんなに硬かったんだろう。黒毛和牛ってのもピンキリなんでしょうかね。乳臭さはなかったから乳牛ではないんでしょうけど……安かったし、年老いた牛だったんでしょうかね。

最近はスーパーとかに売ってる牛肉も乳牛だったりしますよね。パック開けて嗅いだら乳臭いんです。焼けば匂いもしないんでしょうけど、ボク自身牛乳がニガテなので、一応酒入れて臭み消ししてます。

 

話がズレてしまいました。

正月は我が家は大体お雑煮をするんですが、餅が余るんですよね。あの餅の処理、どうするかいつも悩むんです。ネットで色々探したりして色んな物に使ったりはするんですが、それでも余る。

ただ今回、鍋に餅入り巾着を入れたんですね。でも店で餅入り巾着買うと高いじゃないですか。でもね、うすあげを買ってその中に普通の切り餅半分を入れて爪楊枝で留めるだけで普通に餅入り巾着でした。

店で買うと何であんなに高いんでしょうね。餅代?

餅入り巾着と言えばおでんですが、鍋に入れても美味しかったですよ。うすあげと余った餅で作れば節約にもなりますし。あとはどうしよう……やっぱりお好み焼きに入れるとか?たこ焼きの中に入れるとか?

なんか、炭水化物ばっかりですね……。

餅と合う調味料は、ボクの中ではソース&マヨとごま油&塩ですね、今のところ。

普通に焼いて何つけて食べるかでも意見が分かれたりしますよね。

ボクは基本的におろし醤油か磯辺焼きです。近所のシャトレーゼのいそべ餅、美味いんだよなあ。ちなみに相方さんは砂糖醤油です。ボクには甘すぎて食べられないですけど。

うーん……餅の処理法はもう少し考えてみます。

 

あとは、グラブルですね。前にも言いましたがこれを書いてる今も自分のPCじゃないので、画像やら何やらを用意できないのが残念ですが、なんか調子良かったんでしょうかね。それとも正月だったから?理由は分かりませんが、ガチャでSSRがたくさん出まして。ほとんどがキャラで、1つだけ召喚石だったかな。

しかもいい感じに振り分けられてですね。各属性パーティにほぼ1SSRが揃いました。去年の後半から仕事の量が増えまして、なかなか手が回らなかったグラブルですが、SSRが揃ったことですし、再び本格始動と行きたいですね。

それには早いとこPCを手に入れないと。貯金、あともう少しなんですよ。

がんばります。それでは今日はこの辺で。

 

 

 

おわり。

久しぶりの更新と年末の挨拶。

本当に久しぶりです。さっき自分の今までの記事を見返していたら、最後に更新したのは100日以上も前のことでした。忘れていなかったわけではないのですが……時がたつのは早いものですね。

半年近く放置していたわけですが、その間は仕事が忙しかったり、そのせいでグラブルができなくなり、ついでに自分のPCが「なんかOSが見つからんのや……」とか言って、その後天に召されてしまい、そんな感じで立て続けに自分の心地良い環境が崩されてしまいまして。

昔から機械運が悪いほうですが、でも今回のはほとんど寿命に近いのではないかと思います。NECのノーパソだったんですが、使わなかった時期も含めれば8年目でした。

使い始めて3年ほどでバックライトが故障し、モニターを別で取っ付けて使ってましたから……グラブル起動するだけでウーンウーン唸ってましたし。Vistaでしたしね。

だからと言って、はてなスマホアプリは何だか使いにくいし、しかも改行したときの幅がPC版とちょっと違うので、スマホから投稿するとレイアウトが違ってしまうんですよね。それがどうにも個人的に気に入らなくて。

もしかしたら設定で何とかできるのかもしれませんが、スマホでそこまでするのがまず面倒くさい。文字を打つのもPCのキーボードで慣れてる者にとっては苦行でしかないし。今も相方さんが居ぬ間にPCを借りてこれを書いているのですが、人のPCって本当に使いづらいんですよね……借りといてなんですが。

まあもう少しで貯金も貯まることですし、できるだけ早く新しいPCを買って再び、このブログも今まで通りゆっくり更新していきたいと思っています。

 

そしてたぶん、これが今年最後の更新となると思います。

良くも悪くも、何かしらのキーワードで引っかかって釣られて来られた方もおられるとは思いますが、こんなブログに足を運んでくれた方々、本当にありがとうございました。

今年は途中で途切れてしまいましたが、来年はPCを買った後、できる限り続けていきたいと思っていますので、どうぞ来年もよろしくお願いします。

今年も残り1週間を切りました。良い年末をお過ごしください。

 

 

 

おわり

友達の子供に誕生日プレゼントを買ってあげたつもりが、結果友達に買ってあげた感じになった。

先日、友達の子供が誕生日だったんですよ。その当日には残念ながら祝えなかったんですけど、後日ちょうど地元に帰る用事があったので、そのついでに誕生日プレゼントを見に行こうかってなって。

本当はサプライズで渡せられれば一番良かったんですが、友達に何が欲しいか?と子供に聞いてもらったんですが、今のところこれと言って欲しいものが無いって言っている、と。

「欲しい物がない」と言ってる時点で、何かおかしいな……と思ったんですが、じゃあそれなら一緒にプレゼント買いに行こうとなって。とりあえず友達にも「1年に1度しかないし、毎年あげられるかどうかも分からないから、この子が本当に欲しいと言っている物をあげたい」と伝えたんですね。

ただ、前日に親子でおもちゃ屋に出向いたときに「こんなの欲しいって言ってるんだけど……」と連絡が来て、添付された画像を見たんですが、なかなかのお値段の品がいくつもあって。ボクらもそんな裕福なわけではないので、思わず絶句してしまって。

でもまあおもちゃ屋はこれだけじゃないし、モールだから色々店もある。ディズニーストアもあるから、そこで千円もしないコップくらいでいいと思う、と言われたんですね。いや、でもそれは子供次第であって、ボクらが決めることではないだろうと。

子供がコップが欲しいと言ったらもちろん買うけど、他のが欲しい場合だってある。現に、値段は高めだけど、欲しいと言った物があったんだし、とりあえず子供に任せよう、と。

 

で、当日。近くのショッピングモールに友達とその子供とで見に行ったんですが、なかなか決まらなかったんですね。というのも、たくさん店は回ったんですが、子供が手に取る物全部、親(友達)がダメって言うんです。それは値段が安かろうが高かろうが関係なしに。

そのたびに親が口うるさく言う言葉が

「何でこんなムダな物欲しいの?使う用途ないじゃん」

でした。

それを言われるたびに子供は、しょんぼりした顔で棚に戻すわけです。それをその日、ずっと繰り返してたわけです。そりゃ、決まらんわって話ですよ。だって、いざ「いいな」と思う物があったとしても、横から親が「そんなの要らないでしょ。絶対使わない」ってズバッと切り捨てるんですもん。

挙句、色々歩き回ったもんだから親が疲れてきちゃって。「早く決めて」って子供にプレッシャーをかけるわけです。すると子供も焦るわけじゃないですか。小学校の低学年の子がね、小さい頭をフルに使って自分もそこそこ欲しい+親が今後使えると思う物+値段がお手ごろの物を一生懸命考えるわけです。無茶にもほどがありますよね。

ボク、そのやり取りをずっと見てたら、段々イライラしてきて。

何がいいか迷ってウロウロする子供に小さく言ったんです。

「本当はあれが欲しいんじゃないの?お母さんがダメって言うからやめたの?

 でもお金を出すのはボクだから、気にしないで好きな物探していいよ」と。

すると子供は少し店を見渡して、ある商品の棚のところへ駆けて行ったんです。ボクも続いて子供の元に駆け寄ると、子供が手にしたのはディズニーのあるキャラクターが描かれている可愛いクッションでした。

これが欲しいの?と聞くと「うん。○○(キャラクター名)好きなの」と。値段は3800円くらいだったかな。ボクは最初から5千円くらいまでに収めようと思ってた(友達ともそのくらいが妥当だと話をしていた)ので、値段的にも範囲内だし、本人もこのキャラクターが好きで欲しそうにしてるし、じゃあもうこれでいいんじゃないか?と思ってたんです。

そしたらボクの顔の横から声が。

「何これ?こんなのが欲しいの?」親の登場です。

「だって、私まくら無いんだもん」と子供。でも親は言います。

 

「これ枕じゃないよ、これはクッション。

 クッションだったら家にいっぱいあるでしょ?

 そんなに何個も要らないじゃない。他の物にしなさい」

 

そして、クッションから離れる子供の手。顔は(´・ω・`)←こんな顔でした。

ボク、長年仲良くしてる友達ですが、これはさすがにキレそうでした。

 

アンタは一体何なんだ?これは誰のための買い物なんだ?

アンタのためじゃないぞ?子供のための買い物なんだぞ?

アンタが今後使えるか使えないかなんて意見は要らないしどうでもいいよ、と。

抑えましたけど、抑えて良かったことなのか分からないです。

 

どちらの気持ちも分かるんです。

親は大体これから先も使える物を欲しがりますよね。買ってもムダな物って特に女性は基本的に欲しがりません。使える用途が明白な物じゃないと好感を示しません。でも、子供は基本"ムダな物"や"今まで買った物と似たような物"を欲しがるんです。それが例え、親が理解できないような物だったとしても、すぐ飽きそうな物だったとしても、子供は今それが一番欲しい物なんです。

大人のように先なんて考えません。今です。なうなんです。

今の自分の物欲を満たそうとする、それが子供なんです

それに対して文句を言うのはお門違いですし、もう少し先のことを考えて言え、なんて、小学校低学年の子供に言う言葉ではないと思います。

友達も色々言い訳()を言ってました。

「この子は物を大切にしないから、そんなに高い物を与えないでいい。

 すぐに買い替えが利くような安い物でいい」と。

いやいやいやいや……すぐに買い替えられる物でなくていいじゃない。それがプレゼントってものでしょう?そもそもこの子が物を大切にしないのは、壊れたらすぐに貴方が買い与えて甘やかした結果でしょうが。それをこの子が悪いという風に話を摩り替えるのは如何なものか……と言いたい気持ちをグッと堪えました。

堪えて本当に良かったのかな。でも子育てや家庭の方針とかルールって、他人が口に出せるようなものじゃないですもんね。余所は余所、うちはうち、ですし……。

 

結局買ってあげたのは、千円もしないコップのみでした。

すごい安くついた。もちろん、子供もボクも満足はしていません。満足しているのは、親(友達)だけです。

本当に一体誰のための買い物だったんだろう……。支払い済ませたあとに、子供が笑って「コップ買ってくれてありがとう」って言ってくれたんですが、なんかすごく虚しかった。まあ最終的に子供も嬉しそうにはしてくれていたので、子供が欲しくない物を買うよりはいいか、とも思ったんですが……うーん。

 

ボクの親もそうですが、親の拘りが強いと子供は自分よりも親の気持ちや欲を満たすほうを優先せざるを得ないようになっていくんです。そんな事がずっと続いていくと、子供は自分の気持ちを殺すようになっていきます。

主張ができなくなるんですよね。

今回だって、本当は「欲しい物が無い」のではなく「お母さんがOKする物が分からない(ダメって言われそう)⇒分からないから主張ができない」だけだったのでは?と。欲しい物は現にありました。直に見て取れました。それに気づいてあげられていない友達を見るのも辛かったし、気づいてもらえない子供を見てるのはもっと辛かった。

これから友達にはダメダメばっかりで子供を否定せず、縛らないでほしいな。子供が考えることや子供の気持ちをもっと大切にしてほしいし、子供が子供らしく居ることをどうか許してあげてほしい……と切に願います。

どうか早くそれに気づいてあげてほしい。

ボクには何もできないし、何もしてあげられないけれど、ボクが一緒に居るときは子供が子供で居られるようにさせてあげられれば良いな、と思っています。

どうやるかはまだ分からないけど。

 

 

おわり

昔話と夢の話を少々。

気づけば最後に更新した日から半月も経ってたんですね。できるだけ間が空かないようにと思っていてもなかなか難しいものです。

 

今日またまた夢を見ました。

今回の夢は、実は今までも何度か見ていて、場所や自分の年齢・年月などは違えど、毎回同じ人に自分が追いかけられる夢です。追いかけられるとか怖すぎ!と思うでしょうが、実際のところ、その人に追いかけられること自体、ボクの実話であります。

しかも怖くはない。むしろ楽しんでますよ。少なくとも夢の中のボクは。

追いかけてくる人というのはボクが通っていた小学校の6年のときの担任のI先生です。つまるところ、ただの追いかけっこですね。懐かしい。

懐かしいので、今日はちょっと昔話をしたいと思います。

今日はっていうか、いつものことですね。ハハッ。

 

こんなこと、あまり大きな声では言えませんが……当時のボクは通っていた小学校では問題児でした。このブログでも何度か書いていますが、その頃ボクの両親は仲がすこぶる悪く、いわゆる「機能不全家族」というもので、今はそこそこ仲良いほうですが一度離婚するかしないかまで発展するほど、家庭内が冷めきっていました。

兄との愛情格差もありましたし、両親共に揃っているのにも関わらず、父親の仕事が多忙すぎて実質母子家庭のような状態でした。

その上、昔からボク自身の体が弱いこともあり、よく学校を休んでは隣町の大きな病院に点滴を打ちに通院してましたし、両親の不和、愛情飢餓に加え、仲良くしていた友達のグループからいじめにあってしまったのが運のつき。早いうちからグレてしまったんですね。

最終的には小学生では絶対に出してはいけないものにまで手を出してしまい、当時は自分の居場所はどこにも無いのだと思って孤独でした。

そんなときにお世話になったのが担任のI先生でした。

 

ボクが通っていた当初は、相談室的なものが学校に存在しなかったので、色んな教室を間借りして別室登校なるものをしていました。図工室の隣の準備室とか。パソコンルームの準備室とか。

もちろん、相談室が無いということは相談室の先生というのも居なかったので、同学年全クラスの担任の先生を全員巻き込んで、全員に勉強や勉強以外の何やらを教えてもらってました。今考えても、すごいと思います。かなりトクベツ扱いされてました。

その頃は自分で言うのもなんですが、本当に複雑な時期で。たぶん情緒不安定だったんだと思います。親が恐くて、でも学校も行きたくなくて、でもサボると親が尾行しててすぐバレるので渋々行って。

行けば、I先生が顔を見に来て「よし、今日も来てるな」と確認。テストの丸付けやその他色々、I先生が仕事をしながら片手間でボクの勉強を見てくれる、そんな毎日でした。

そこまでしてくれていたのに、ボクは大バカだったので、この時間はどの先生も来れない、自習だ、と分かった瞬間、部屋を飛び出して校内の散歩に繰り出すのです(本当にバカ)。

1年生~6年生までの教室を廊下から眺めながらブラブラ。たまに他の先生に注意されて走って逃げて、用務員のおじさんに挨拶。「まぁたサボっとんか」なんて言われてエヘヘ、と笑って逃げて。

鳥小屋の中の鶏やうさぎを眺めて、また他の先生に見つかって怒られて逃げて。職員室をそっと覗いてI先生がいることを確認し、並々注がれた塩素臭いプールを眺めてたらいつの間にかそこに居たI先生に見つかって。

先生、ボクを見つけたらいつも呆れた顔で笑うんですよ。こっちもヤベー!って顔して。もうそこからは鬼ごっこですよ。こっちはクソガキだから体力もあるし、校内も熟知してますから階段も1段飛ばしてタッタカいくわけです。ふと気になって後ろを振り向けば、I先生がハァハァ息を切らせて追いかけてきてるわけですよ。

「待たんかコラァ!」って言うんだけど、体が重くてついていかないのか差は広がるばかり。でもこっちは遊び半分なので、先生が来るまで待つわけです。姿が見えれば逃げ、離れすぎたら来るまで待つ。そんな1年だったんです。

 

ほんと、I先生には心配も苦労も迷惑も数え切れないほどたくさんかけたと思います。今でも申し訳なく思う……いや、大人になった今だからこそ申し訳ないという気持ちがあるのかな。当時はあんまりそうは思わなかったです。

何というか、もうタガが外れてしまって。今まで押さえ込んでいた感情や気持ち、親からの抑圧から解放されている、学校の時間。何をやっても許される、自由な時間。とても心地よかったんです。

そして何と言っても、こちらが何をしてもまた次の日には笑って相手してくれる先生や大人がいること。これが一番、嬉しかったのだと思います。

 

ボクには大好きな先生がいまして、担任ではないのですけど、同学年の他のクラスの担任の先生でH先生と言います。当時は50代くらいだったと思います。女性の先生でした。

その先生は本当に優しくて、いつも笑って「ゆまるちゃん、今日も元気そうね」って言ってくれるんです。ボクが散歩してる途中で見つけても、絶対に注意したりしないで、むしろ「今日はいい天気だから外も暑いでしょう」とか「職員室で休憩していく?」なんて言って、すごいフレンドリーな先生だったんですね。

自分のクラスのこともあるのに、いつもこっちを気にかけてくれて、よく別室にもI先生と一緒に顔を見に来てくれたりして。後から知ったんですが、I先生がよくボクの相談をH先生にしたりしてたみたいです。

だから特別、気にかけてくれてたんでしょうかね。ちなみにボクはこの2人、本当はデキてるってずっと思ってました。どちらも既婚者だったのに。

 

で、あるとき、家のことで色々ストレスが溜まってムシャクシャしてて、その上学校で、詳しくは覚えてないんですが、I先生に怒られたんですね。「いい加減にしろ」と。それでついカッとなって、使ってた長机をヒジでドンッ!と小突いたら、机に穴が開いてしまったんですよ。それで更に怒られて、I先生が部屋から出ていってしまったんですね。

そこからちょっとI先生とボクの心の距離みたいなものが若干離れた(ように感じた)ことがあったんです。そんなときにH先生と職員室前でバッタリ会って、ボクの顔が元気なさそうに見えたんでしょうかね。いつも以上に気にかけてくれて。

そのときの会話は今もハッキリと覚えてるんですが、ボクそのとき初めて学校で泣きじゃくったんですよね。

H先生がいつも言っていたのが「I先生はあなたのことが大好きよ。あなたのことをいつも心配してるし、あなたのことがすごく大事なの。どうすれば教室に戻れるようになるかなあって毎日考えてるのよ」という言葉。それまでは「なにそれキモいwww」とか「いらないよそんなのwwww」とか笑って返してたんですが、そのときばかりは笑えなくて。

「担任がI先生じゃなくて、H先生のが良かった」と、ポツリと呟いたんですね。そしたらH先生が「まあ嬉しい!でもI先生も一生懸命がんばってるんだからI先生の前でそれは言っちゃダメよ?」と。

でもボクはクソガキですから「だってH先生のほうが好きなんだもん」と一言。するとH先生は「まあ、本当?嬉しいわあ!私もあなたのことが好きよっ。もちろん、I先生もね?」と大して要らない情報をイチイチぶっこんでくるわけです。

そこでボクも負けじと「いらないよI先生のは」と言い返します。「えー、どうして?」と聞かれ「こっちが好きになれないから。ボクのことは放っといてくれていいのに」と。でも「そういうわけにもいかないでしょう」とH先生も食い下がってくる。

まあ、担任だしな……と可愛くない返事をするボク。しかしH先生はこう言う。

「それもあるかもしれないけど、何より

 I先生はあなたのことを愛しているからよ?」

 

愛している……だと……?

 

もうね、衝撃の事実ですよ。

小学生にとって"愛している"という言葉って「大好き」よりも更に上の言葉っていうポジション+"大人が使う言葉"なんですよね。子供にとっては敷居が高く、そして少なくともボクには「聞きなれない言葉」でした。

正直、こっぱずかしかったんです、ええ。

照れ隠しも入って「うええええ、きもいよ、やめてよー!」と職員室前廊下で叫ぶわけです。そりゃそうですよね。小学生は大人の言葉を本気にしますから。

でもH先生は真剣です。

「本当のことよ?あなたのことを大切に思ってるから放っとけないのよ」

ですがクソガキのボク。言い返します。

「んなわけないじゃん。

 それに、教師がそれじゃアカンやろ。クラスにも自分の生徒がおるのに」

でもH先生も負けない。

「もちろんクラスの子たちも大事に思ってると思う。

 でもあなたのことだって大事なの」

なかなか引き下がらないH先生に少々苛立ちが出てきたボク。今までのことや、親のこと、家であったことなどを思い出して、色々こう……溢れ出てきちゃったんですよね。

強く「んなわけないっつってんじゃん!」と怒鳴ったんです。そしたらH先生は神妙な顔になって「…どうしてそう思うの?」と。ボクはボロボロ涙を流しながら言いました。

「うちの親でもそこまでしないのに、何で赤の他人のI先生がそこまですんの!?

 おかしいやろ!!」

 

そう言ったボクにつられて、H先生も泣いちゃって。

ボクを抱きしめて一緒に泣いてくれました。

ちなみにボクはH先生を何度か泣かせてしまってます。女性を泣かせるなんて、ボクは本当に大バカ者ですね。

 

大人になった今だから、分かることなんですが、実はボクI先生も好きだったんですよね、本当は。H先生とI先生が並んでボクの前で話してくれてるのを見ると、母親と父親みたいで。実際、本当の両親がこの2人なら良かったのに、と何度も思ったことがあります。

好きだったんだけど、自分の本当の親と比べてしまって、虚しくて情けなくて、そして、先生は先生だから絶対に自分の親にはなってくれない、ならない、という現実がまた悲しくて。

そして何より、本当の親が愛せない子供を、赤の他人の先生が愛せるわけがない、と。

もし、H先生の言っていたことが本当のことだったとしても、それは認めたくなかったわけです。

もし認めてしまったら、じゃあボクの親は何なんだ、何でボクを愛してくれないんだ、何でお兄ちゃんしか愛さないんだ、お母さんなんか嫌いだ、となるから。

子供は、親を嫌いにはなれません。どんなことがあってもどんなに酷いことをされても嫌いにはなれないんです。嫌いになると、自分が生きていけなくなるからです。だから、認めてはダメなことだったんです。

認める=自分の死、を意味するので。

 

でも、I先生とH先生には本当に心から感謝してます。

特にI先生には、感謝してもしきれない。I先生のお陰であの生き地獄のような1年を楽しく過ごせたので。本当は直に会ってお礼を言いたいんですが……地元に帰ったときに運良く偶然会う確率なんてそうそう無いですし、0%に近いですね。

ボクのクラスの子が同窓会を開くとは思えないですし、ボク自身が呼ばれる可能性は先生に偶然会う確率より低いでしょうしね。

 

ただ、I先生との追いかけっこの夢は本当によく見るので、よっぽど楽しかったんだろうなあとしみじみ。子供の頃の自分と先生が学校で追いかけっこというパターンが多いですが、今日見たのは、今の自分でI先生も(ボクの想像で)老けていて、先生と偶然出会って、ボクが先生の顔見た瞬間ソッコー逃げるって言う……。

何か、ボクって今も相変わらずクソガキですね、特に思考が。

 

長くなりましたが、ボクの大事な思い出のひとつです。黒歴史とも言いますが。

でも、これからもずっと大切にしたいです。

それでは今日はこの辺で。

 

 

おわり