じゆうちょう

大切にしたいから、忘れないために書いてます。普通なことから小難しい話題まで。雑多です。

我が家の粉もんのこだわり。

この前、家でお好み焼きをしました。やはり2人とも西日本出身だからかお好み焼きはボクも相方さんも好きで、家のホットプレートで焼いてよく食べてます。お好み焼きを始め、粉もんって"黄金比率"というものがありまして、家で作るとなると結構難しいんですよね。

更にその黄金比率というのも、人の好みの数だけあると思うので、これが正解!とは一概に言えないこともあり……。

なので今日は、個人的な粉もんへのこだわりみたいなものを語っていこうかと思います。レシピを載せる訳ではないので、ほんと誰得?って感じなのですが、まあ個人的なメモのようなものですので、それでも良ければ暇つぶしにでもどうぞ。

 

さて。斯く言う自分も、舌はそこまで肥えている訳ではないのですが、味というよりかは香りのほうに敏感なんですね。口の中に入れた時に来る匂い?といいますか。ボクの個人的な好みの問題かもしれませんが、普段から料理の味というのは香りが大部分なのではないかな、と思ってるのです。

で、ボクの中で匂いって本当に大事でして、たこ焼きひとつにしても、粉がしっかり混ざっていないorダシが足りないと粉臭さが目立ちますし、タコが大きいのを売りにしているところは総じて海臭い(タコの味しかしない)。中には粉が多いんじゃないか?ってくらいに、中まで生地がギュウギュウ詰めのたこ焼きまであったり。

これもうたこ焼きやない……お好みボールや……(ギギギ)

ボクの家もたまにたこパなるものを(2人で)やる訳ですが、たこ焼きの生地も一時期めっちゃ凝りましたね。目標はやっぱり、自分たちが一番美味しいと思っているたこ焼き屋の味の再現です。その味を再現しようと思ったら、スーパーで売っているたこ焼き粉の裏に書いてある材料を買い集めて作るだけではやっぱりできないんですよね。

なので、お好み焼き・たこ焼きで、このひと手間、ふた手間をかければスーパーの材料で美味しくできるよ!というのを。

 

まずは【たこ焼き】から。基本の生地です。たこ焼きの生地というのはお好み焼きの生地と違ってシャバシャバです。ではどれくらいのシャバシャバ加減か?ちょっと例えが難しいのですけど、大体『飲むヨーグルト』ぐらい。またはそれよりももうちょい緩め、でしょうか。まあ生地を飲んだことがないので定かでは無いのですが、お玉で掬ってねっとり・もったりしてなければ大丈夫だと思います。

お好み焼きに比べるとだいぶサラサラです(ざっくり)。

そしてその生地に、ほんだしを入れます。量は粉1袋あたりほんだし1袋。これで劇的に変わります。今のたこ焼き粉だと既にだし粉入りのやつがありますが、そのままだと(個人的には)美味しくありません。なんか水臭くなるんですよねえ……いまいちコクが無いといいますか。なのでほんだしは絶対に外せません。

で、これは我が家のルールなんですが「タコは小さくする」。

先ほども言いましたが、タコがデカいと噛んだ瞬間、口の中に広大な海が広がります……。磯臭い!海臭い!Fish!Fish!Fish!(ネタが古い)。

タコのサイズは切るのが少々面倒ですが、大体『ポイフル』くらいの大きさでいいんです。それくらいなら例えタコを入れるときに2つ入ってしまっても海臭さは感じませんし、タコ感もしっかり感じられてちょうど良いです。

ボクらのように、たこ焼きで大きいタコは苦手な人、タコ臭さを感じることなく美味しく食べたいって人はぜひ試してみてください。

 

さあ、次は【お好み焼き】です。お好み焼きはね、もう本当に好きなので結構こだわりました。しかもお好み焼きの場合、目標にできる美味しいお店には未だ出会ったことが無いので、完全に独自のものです。とにかく、粉臭さが無くフワフワしてて美味しいのが食べたいということで産み出したこだわり。

粉は日清のお好み焼き粉でいきます。昔は1袋600gで売ってたんですけど、最近は増税の影響か500gでしか売ってくれなくなりました……悲しみ。

で、確か袋の裏のレシピには粉100gあたり水150mlくらいだったと思うんですけど、我が家は粉100gあたり水100ml。1:1の割合でやってます。150mlだと緩くてホットプレートにブワアアアと果てしなく広がってしまうので。それに、どうせキャベツとかもやしとか入れたら水分が出てしまいますし、元々水はそんなに多くなくて良いのです。

そして次はたまご。たまごは(日清の粉1袋500gで)Mサイズ5個です。別にLサイズでも良いとは思いますが、我が家はMサイズですね。

で、最後に長芋。これは別メーカーで既に粉の中に長芋(粉末)が入ってるお好み焼き粉もあるんですが、例え粉末が入っている物でも長芋は買ってすりおろして入れたほうが良いです。こいつがフワフワの元凶ですから(悪いみたいに言うな)。

更に長芋の量ですが、これはボク自身測ってやってるわけじゃないので完全な目分量なのですが……大体1袋500gで『おたま2杯分』くらいでしょうか。でも多くてもそこまで損は無い物だと思います。何せ、こいつがフワフワの元k(ry

そしてそして、我が家がお好み焼きを作る上で一番大事にしているのは、生地を作り始める手順です。粉を入れて卵を入れて……ではダメなんです。それはなぜか。我が家にはハンドミキサーなるものが無く、混ぜるのは手動なんですね。そして手動で混ぜる際に全ての粉混ぜで鬼門となるのが"ダマ"になること。

このダマが粉っぽくさせる元凶なんです。

こやつがお好み焼きを不味くさせるんです。

なので、このダマをいかに少なくするかがとても大事なんです!

だから生地を作る手順というのが重要になってきます。それでもダマは多少出ますが、圧倒的にダマになる確率が少ないです。本当なんです。

では手順ですが。

 

①たまごを入れて溶きます。

②水を半分(大体で良いです)入れ、混ぜます。

③お好み焼き粉を半分入れて、混ぜます。

④残りの水と粉を入れて、混ぜます。

⑤ダマを消すように混ぜます(ダマになってるものは潰してください)。

⑥全て混ぜ合わさったら、長芋のすりおろしを入れて混ぜ、次いで野菜系、(入れるのであれば)海鮮物の順に入れます。

 

これでOKです。野菜系と海鮮物は別にどちらが先でも良いですが、季節によってナマモノは焼く直前などでも良いと思っているので最後にしただけで、そこはお好みで良いと思います。

ちなみにお肉ですが、我が家はホットプレートに生地を流し入れたその上にお肉を乗っけています。先にお肉を焼いてしまうと焦げちゃうので。でもカリカリのんが食べたいんや!って人は先に置いてしまっても良いかと思います。

そして具材は、文字通り"お好み焼き"ですので、お好きな物を入れて召し上がれば良いと思いますよ。我が家はいつもキャベツ・もやし・えび・ほたて(お金が無い時はイカになる)・中華そばを入れていますね。もやしは嵩増し、中華そばはお肉と一緒の時に重ねて焼いてます。中華そばは相方さんのこだわりなんですが、これもなかなか美味しいです。

我が家はこのやり方で、毎回美味しいお好み焼きが食べられています。至福。

こんな話をしてたらお腹が減ってきました……。飯自爆テロでした。バカです。

 

本来ならば粉もんの生地というのは、具を入れる前に半日~1日置いたほうが良いらしく、お店でのお好み焼きなんかは生地を寝かせるのが基本のようです。が……そんなに待ってられねえよ!と。食べたいと思った時に作って食べれる手軽さが粉もんのええところやろがい!と。

でもやっぱり、作るなら美味しいの食べたいよね!ってことで、今日はそんな我が家の粉もん事情を語ってみました。

さて、どうでしたでしょうか。粉もんの世界は奥深いですから、家々のこだわりを見るのは楽しいですよね。ボクのこだわりも楽しんで読んで頂けたなら幸いです。うっかり飯テロになったら申し訳ない……。

 

それでは今日はこの辺で。

 

 

 

おわり。