じゆうちょう

大切にしたいから、忘れないために書いてます。普通なことから小難しい話題まで。雑多です。

開き直り=棘付きの楯、のようなもの。

先日書いた記事のタイトルが、なぜか何も書いてない状態になってました。タイトルはいつも内容を全て書いた後、一番最後に決めてるのでもしかしたら忘れてたのかも。

 
なんかタイトルの無い変な記事があるな、なんて思われてたんでしょうか。恥ずかしい……。以後気をつけます。
 
そしてその記事の画像の件ですが、やっぱり画質上げたお陰か問題は無さそうですね。良かった良かった。これからはスマホのスクショで撮って貼って行こうと思います。
 
で、今日もグラブルの話でも……と思ったんですが、昨日、いや日付変わってるのでもう一昨日ですね。久しぶりに実家に帰ってきて、親の元気そうな顔を見られて何よりではあったんですが、なんというか、心身共に疲れ果ててしまいまして……。
 
ボク、自分の親に対してものすごく緊張してしまうので、ずっと気を張ってたんですかね。十分に寝たはずなのに翌朝、目の回りにえげつないクマが出来てました。
 
なので、今日は親と久々に話して思ったことでも書こうと思います。まあ半分愚痴のようなものなので、苦手な方はスルーでお願いします。
 
 
ボクの母親は、昔から体がそんなに強いほうではなく、肩こり・腰痛持ちに加え、胃も弱いし低血圧だし風邪もひきやすいしで、体が元気なときが無いってくらい毎日どこかしら不調でした。
 
比べて父親は昔からタフな人で、風邪も滅多にひかないし、毎日ハードな仕事をこなし、その上毎日のようにお酒を飲んで帰ってきてもピンピンしている人です。
 
まあそんな父も糖尿病になって医者にかかるようになってからは、少し体も弱くなってきたようなのですが。年齢的なものもあるでしょうけどね。
 
そしてボクはというと、昔体がものすごく弱かったんです。季節の変わり目には毎回風邪ひいてましたし、ハウスダストや花粉症に敏感なアレルギー体質。
 
加えて気管支喘息もあったので、一時期学校をずっと休んでいて、点滴しに大きな病院に通っていた時期もありました。
 
このときは完全に父親の体質ではなく母親の体質がボクに遺伝したのだとばっかり思ってたんです。……が。
 
22・3歳の頃から一人暮らしを始めて、自分の身の回りの事は全て自分でやらなければならなくなり、稼ぎもそんなに無いので、生活水準が実家にいるときよりも大きく下がったんですね。
 
風邪なんかひいたって、金が無いから行けない。フラフラでもお粥さんなんて気の利いたものは作れません。ひたすら、お茶飲んで買い置きのパンちょっと食べて寝るだけ。
 
掃除だってまともにできやしない。今までは専業主婦の母親がずっとやってくれてましたから、何とか清潔さは保っていられましたが、仕事しながら家事をする、なんてことは、結婚して同居人が1人増えた今でもなかなか難しいものです。
 
たぶん、実家にいた頃よりも清潔さは無いだろうし、食事だって1日1食な上に栄養よりも量ですし、色々と不摂生な生活を送っていました。今でもそこは変わってません。
 
ただ、ひとつだけ大きく変わったことがあるんです。
 
こんなに病弱だったボクがですよ?
季節の変わり目には必ずと言っていいほど不調になってたボクがですよ?
 

全く風邪をひかなくなったんです。

 
気づいたら最後に風邪をひいたのは、当時でもう5年くらい前のことで、確か新型インフルが流行った頃に久々に高熱が出て、これはもしや新型なのでは?と病院に行ったら全然違ったっていう。紛らわしいわッ!
 
それからも風邪はひいてますよ。でもほんと、何年に1回程度です。いや、熱が出ない軽いのはもしかしたらひいてるかもしれませんが、まず気づかないです。
 
くしゃみが出るくらい、鼻水が少しズルズルいうくらい、体が少しダルくなるくらい、何てことないんです。
 
だってボクの職種が3K揃った仕事ですから、ハウスダストなんて気にしてられないし、野外の現場もあるから時期によっては花粉も被りまくりですし。
 
体力も存分に使うし、日勤・夜勤ごちゃごちゃだから体のダルさなんて毎日のことなので、なんかもう風邪なのか疲れなのか分からんのですよ。
 
さすがに咳が出だしたら高い確率で喘息になるので、そんなとき早めのパブ○ン飲みますが、それだけ。
 
病院なんて金がもったいない。自力で治せるものは自力で治す。一昨年、何十年ぶりかにインフルにかかりましたが、それも3・4日で治りました。
 
もう完全に、実家にいた頃と比べて"体質が変わった"んですよ。明らかにタフな体に変わったんです。父親寄りのタフな体に。
 
それでボクは考えたわけです。ボクの体が弱かった原因。
 
・家がものすごく清潔だった。
・体調を崩すとすぐ病院に行く(行かされる)クセがついていた。
・親(母親)が清潔さや健康面に対してとてもうるさい人だった。
 
別に母親が悪いってわけじゃないんです。子供のためを思ってしてくれてたことは十分に分かっています。
 
特に小さい頃は大人と比べて免疫力が低いので、少しでもしんどい思いをさせないようにと一生懸命になると思います。
 
でもね、言い方は悪いですが……裕福ではないお家の子供はやはり病院に行く回数は、裕福なお家の子よりも少ないと思うんです。
 
じゃあ、その子供達が不健康か?と言えばそんなことは無いですよね。
 
中には余裕が無くても子供のためなら、と生活費を割いて何かあれば病院に連れて行く親御さんもいると思います。
 
ただボクが言いたいのは、体の不調が分かった際に、その不調の度合いの見極め。
 
更に家で苦しい思いをしながら治るのを待つか、病院に行って楽になるかを天秤にかけて、そこで行動に出るか出ないかの問題だと思います。
 
ちなみにボクの相方さんのお家は、裕福なほうではなかったようなので、やはり病院に行く回数は少なく、風邪をひいたくらいでは「唾つけときゃ治る!」と言われて育った人です。
 
そのお陰もあってか、やっぱりタフなんですよね。風邪なんて全然ひかないし、インフルなんて40ウン年生きてきて、一昨年ので初めてひいたらしいですよ。
 
初めて経験したもんだから、死ぬかと思ったなんて言ってて。そんな大袈裟な……と苦笑いしましたが、初めてのことだから相当怖かったんでしょうね。
 
でも驚くことに相方さん、インフル1日で治しちゃったんですよ。免疫力パない。まあボクに移したからかもしれませんが……。
 
 
病院が悪だとは思ってませんし、病院に行くことが悪いことだとは思いません。
 
でも、人間には"自然治癒能力"というものがあって、放っておいても自分で治すことができる能力を誰しも体に持ち合わせているんですよ。これは根性論でも何でもありません。人間の体の仕組みです。
 
回復力は個人差があったり、元々の免疫力(白血球)の量や強さ・弱さはあるとは思いますが、免疫は自分で作れます。というか、勝手に作られます。その自然治癒能力に頼らず、すぐに治す方法が病院の薬なんです。
 
仕事を休めなかったり、子供や家族がいて数日も寝込むことができない……なんて人もいると思います。
 
実際、ボクだってインフルになったときはちょうど正月休みだったから良かったものの、普通の日だったらハァハァ言いながら仕事行ってたと思います。
 
ただ、大人はもう時既に遅し、です。強い体を作るには時間が沢山ある子供の頃にしておくことが大切なんじゃないかと。
 
子供の頃から病院に行くクセをつけられていると、子供の自然治癒能力は低下していってしまうんじゃないかと思って。
 
普段から気をつけてる(気をつけさせてる)のによく風邪をひいちゃう、とか、病院巡りが絶えない、なんて人、きっといると思います。実際ボクがそうでしたし。まあ、これはあくまでボクの持論ですよ。
 
それをポソッと親に言ったら「タフな人はみんなそう言うのよ。体が弱い人の気持ちなんて分かってくれない」なんて言うんです。
 
いや、分かるから!ボクの体が弱かったのオカンが一番よく知ってるやろ!?と。
 
そしたら「アンタは若いからよ。アタシだってアンタくらいの年のときはアンタやお兄ちゃんの世話で忙しくて、体力もあってタフだったし、風邪知らずだった。30代後半くらいからよ、色々ガタが出始めたのは」と。
 
30代後半っつったら、ボクら兄弟が小学校上がった頃くらいです。ちょうど、やっと手を離れて親が自分の時間を作れるようになった頃です。
 
時間ができる→病院行ける。
 
だからそこで病院行ったからなのではないの?と、言ったんですが聞く耳持たず。母親も小さい頃から体が弱く、体調が崩れたらすぐ病院に行っていたらしいのです。
 
もうクセついちゃってんじゃん!と。
 
まあボクの母親も今となっちゃあいい年ですしね、さすがに病院に行くなとは言いませんよ。
 
でも、最近とかCM見てると、一見キレイそうな布巾でも、拭くと食卓テーブルにバイ菌がめっちゃついてるっての、やってるじゃないですか。
 
あんなん見たら、誰だってヒャー!てなりますよ。今まであんな汚い机でご飯食べてたのー!?って。
 
でも、今までそれで自分は育ってきてるでしょ?と。だって、今までそのシュッシュするやつ無かったんだから。それで何とも無かったんでしょ?と。それとも布巾についたバイ菌で食中毒でも起こした人でもいるの?と。
 
現代は色んな物がありますから、今の巷の家の中なんて、その布巾にシュッシュするやつとか、加湿器や除湿器、空気清浄機なんかもあったりするんでしょうかね。マイナスイオンとか出るやつ。PM2.5とか黄砂とかも取り除いたりできるんでしょ?よく知らないけど。
 
なんせ、すごい万能なんでしょ?よく知らないけど。
 
清潔なのは悪いことではないです。でも清潔過ぎるのは良くないんじゃないかな?と思うんです。免疫力がつかないから。
 
そんなキレイなお家で育ったら、ちょっと外出ただけでウッ……ってなってパタッて倒れちゃいそうです。そりゃ、マスクだって必需品になるわ。
 
田舎で育った人が都会に上京してきて「都会は空気悪い」って言うのと似てます。そりゃあんな自然豊かな環境で育ってたら、都会の排気ガスまみれの空気なんて毒同然でしょうね。
 
でも都会でずっと暮らしてる人からすれば、それが普通で、空気の美味さ不味さなんて気にしないでしょう。
 
だからって、排気ガスまみれの空気が良いというわけではないですよ。体を汚いものに"慣れさせる"ことも必要なのではないか、と思ってるわけです。
 
それだけ体は強くなろうとしますから。慣れようとしますから。限界はあるでしょうけど、強くなろうとする体に対して、薬を頼るほうを選ぶのは何だかなあと思うんです。
 
部下が自分の力や考えで仕事ができるようになるためには、やはり慣れと経験が必要です。それで練習する時間も与えず、目先のことばかり考えていつまで経っても自分1人で全部やってしまう上司、いますよね。
 
それと一緒だと思います。
 
それじゃあ部下が育たない。
 
やっぱり慣れさせる時間、経験させる機会が必要です。次に繋げるための布石です。
 
体も一緒です。
 
そりゃ、人それぞれ能力の差はありますよ。
 
体も一緒です。みんながみんなタフな人にはなれない。でも、強くなろうとすることはできる。
 
要は気持ちの問題なんですよね。
 
自分の限界を知るのは良いことですし、自分を大事にする気持ちも大切です。
 
でも「私は体弱いから」と開き直られては、やはり周りはその事実を受け入れたくても受け入れたくない気持ちが出てしまいます。
 
それでも頑張るよ、できるだけやってみるよ、そういう前向きさがどこか感じ取れない気がして。
 
実際、本当に本人が頑張っていたとしてもですよ。素直に受け入れにくいです、やっぱり。そういう態度で来られると、我が身が大切なんだな、って思ってしまうので。
 
まあ、そんなことを母親に言えば「器が小さい」だの「弱い人の気持ちが分からない」だの言われるので言いませんでしたが。
 
でもまあ、それだけ体が弱いことに対して過敏になるってことは、昔から散々周りに言われたんだと思うんですよね。なんせ、父親の身内はみんな頑丈な人ばかりですからね……体の弱い嫁ってよく虐められたりするじゃないですか。たぶん、ひねくれてしまったんだと思います。
 
 
ああ、なんかすごく長くなってしまった気がする……。
 
久しぶりに帰ったのに親は昔と変わらずで「私が正しい。私が常識。私がルール」色がほんと強くて。我が家の女帝ですよ、うちの母親は。体は弱いのに、気は強くてすごい頑固で……まあ、性格と体の強度は比例しませんかね。よく知らないけど。
 
 
長ったらしくて申し訳ないです。でも、体の弱い人を責めてるわけじゃないってことだけは理解して頂きたい。考え方のほうが問題だと言ってるだけですので。
 
それでは今日はこの辺で。
 
 
 
 
おわり。